TALK, TOKYO GIRL

【口下手だからこそ気づく、会話の小ワザ、話し方テク。】会話上手になりたい!教養と話術に長けた女子を目指して、この東京をしたたかに生きる。働くアラサー女子、日々奮闘!の実録。

「その場にいるだけで人を楽しませる人」になる。

取引先の女性で、パワフルすぎる魅力溢れる人が、いる。

先日もその人との打ち合わせだったので、取材気分でその人のテクニックを盗もうとアンテナを張ってチェックしてきました。

 

 

どんな人かというと、


・常におしゃれ。髪型も一手間かけた抜け感あるヘア。靴、バッグ、イヤリングなどの小物がいちいち洒落ている(きっとインポートの一点ものなんだろうと思う色使い、デザイン。)キラキラしたりグリッターアイテムも似合う。

・その人がいるだけで雰囲気が一転。同じチームを海よりも広い宇宙レベルのお母さん的包容力でまとめ、的確な指示を出す。

・常に仕事に本気。妥協を許さないけど柔軟性もある。

・イメージは、全体的に渡辺直美。(笑)

 

テキパキできる仕事っぷりに加えて、天性のエンターテイナー気質。これは「仕事モテ」間違えないタイプ!!

その日も「昨日も結局朝帰りでしたあはは」と笑い飛ばして打ち合わせに来ていた。

こういうタイプ、自分に絶対ないものだからほんとうらやましい・・・!

 

そんな人にはなれないかもしれないが、せめてエッセンスだけ盗もうと思ってチェックしてみたのである。

 

 

・PCの読み込み中、人差し指を立てて「ではちょっとここで一つ情報提供があります、」とまるで海外バラエティ司会者並みの仕切りっぷり。


➡︎相手との時間を全力で過ごし、少しでも相手に有益な情報を与えようとする姿がもうカッコイイ。必要事項、要件のみの打ち合わせではなく、相手ちゃんと一緒に前向きにがんばろう!というエネルギーは、相手にも伝わるもの。

 

 

・資料が足りなくて複数人で見なきゃいけなくなった時も「それでは、力を合わせて、見ましょう!!」との一声。なぜか「そうだ、みんなで力を合わせれば、できる!」(笑)と謎の一体感が生まれる…。


➡︎普通なら「足りなくて申し訳ありません・・・(暗)」。資料が足りないというビジネスではネガティブなシチュエーションでも、そこからの切り返しで、空気は一変させられる。

 

 

・ その人のネックレスが素敵で褒めたときに、「ありがとうございます〜、でもこないだ撮影の時に反射して歩くミラーボールみたいになっちゃったんですよ〜(笑)」との切り返し。


➡︎「ありがとうございます」だけで終わらないひと笑い。相手の会話のボールをすごく大切に受け取っているようでさすが、と思う。自分が言いたいことではなく、相手を笑顔にするかどうか、というのがポイント。

 

 

きっと本人もおしゃべり大好きタイプだと思うんだけど、こうやって考えると、たった少しのユーモア、ウィットに富んだ切り返しで、こんなにも打ち合わせにワクワクするって素晴らしいなと思うのです。時間があっという間に過ぎるという感覚を久しぶりに覚えました。

 


一つ一つの仕事にエネルギーを注ぎ込める高い熱量、そして目の前の人を楽しませたいと思えるような人になりたいと思うのでした。また、会えるかな…!