たとえる技術。
話の面白い人になりたい!!
密かな目標を叶えるべくここ数年で数百人の新しい人たちに会ってきた私。とにかく思ったのが、コレ。
どんなに大勢の中でいてもオーラを感じ、オープンマインドで人に愛され、接するすべての方をワクワクした気持ちにさせる人たちが、いるんです。
そう、面白い会話は、相手を幸せにし、人と人とをつなげ、人生を豊かにするのだ。
(まるでジャズのアドリブみたいなものだなって最近おもう)
そんなひとたちの多くが持っているのは、
「たとえる技術」!
連想力、表現力、そして教養から生まれるこれ。話の幅が、100倍に広がるような魔法の言葉!。このブログでも、折に触れて良い「例え」について書いていきたい。
具体的にどんなことかというと、最近あった例をいくつか挙げてみる。
●小洒落たインポートものの派手柄のスーツを着てドヤ顔をしていた男子
(一般的)「おしゃれな服だね~」
(話し上手)「なんかアメリカの司会者みたいないでたちだね」(愛すべきいじりを込めて)
●会社のリーダーが、実質その上司に振り回されているケース
(一般的)「自分で決められなくて大変だね」
(話し上手)「傀儡政権ってやつか・・」
●野菜の中に魚まるごと一匹が横たわっているあんまり美味しそうにない蕎麦
(一般的)「なんかインパクトある蕎麦だね」
(話し上手)「オフィーリアの死(※ミレーの絵)みたいな蕎麦だね」
ちょっとマニアックな例えばかりですが…(笑)
つくづく静かに聞いていると、話し上手は「すごい」「大変」その他一般的な形容詞を使わない。
聞いた物事に対して、違うものへ連想したり、歴史や芸能との共通要素を考え、自分なりの理解をし、豊かな想像力で違うものと結びつける連想能力があるのです・・・!
それってまさに、言葉のアート。
ただの瞬間が、一瞬で特別なものに変わるんです。
たとえるためには、この世界のたくさんの物事に関心を持ち、自分なりに理解することが必要。
そして、何かを目にした時、瞬時にそれを変換することができることで、自分の知識になったと思えるのだと思うの。
さて、どんな「たとえ」で人をはっとさせましょう。
毎日、ふと目に入った言葉、誰かから聞いたもの。地道に地道に、トレーニングして連想力を鍛えたい。
今日も感性をフル稼働して、1日を楽しもうと思います◎