TALK, TOKYO GIRL

【口下手だからこそ気づく、会話の小ワザ、話し方テク。】会話上手になりたい!教養と話術に長けた女子を目指して、この東京をしたたかに生きる。働くアラサー女子、日々奮闘!の実録。

映画から、ビジネスシーンで心をつかむ一言を学ぶ。

映画は名言の宝庫だ!


amazon primeに入ってから、それにようやく気付き、時間があれば見るようにしている・・!

 

映画には、人生をドラマにするような名言が溢れている。私は海外映画が好きで、海外独特の粋な言い回し、ちょっとシニカルな切り返しとかを見つけるのがけっこう好きなのである。

 

働くシーンで、センスのある言葉選びができるか否か、というのは、日本よりも海外の方がシビアに見られていそうだな、と感じていて。日本はある程度ロジカルな返答と的を得ている回答ができていたら◎な感じがするが、海外はそこに+ユーモア、ウィットというか、「遊び」もちゃんと入っているか、を判断されているように思う。

 

このテーマで思い浮かぶ私が好きなシーンは、ウィル・スミス主演の「幸せのちから」の一幕。


(映画は、主人公のクリス・ガードナーが、事業を失敗しホームレスになりながらも、息子とともに成功を掴んでいくまでのの半生を描いたストーリー。がむしゃらになるエネルギーもらえます。)
※下記、ネタバレ注意※

 

その中のワンシーン。

主人公のクリスが、投資会社の雇用がかかっている大切な面接を、ペンキ塗りのボロボロの格好のまま駆け込み受けに行き、面接終盤の一言。

 

クリスを雇うことをほぼ心の中で決めた(と思われる)面接官が、
「面接にシャツも着てこないような男を雇ったとしたら、君はどう思うかね?」
と言います。

 

そこでクリスは、
「余程、よほど良いパンツを履いていたんだと思います」
と切り返す。

 

この状況でこれを言えるのか!!という素直な感嘆と、そこでの面接官の「そうくるか、」と言ったような少しの驚きと自分の期待を超えてきたことへの満足感(と私には見えた)の滲んだ表情に、このシーンが忘れられなくなりました。
(シャツだからパンツって・・・!ウィットというか、小粋なボケというか、よく言えるものよ。。)

 


ここでクリスが、
「まあ、たまにはそういうこともあるんじゃないかって思います」とか、
「そんなに気にしません」とか、
「(笑うだけ)」とか、
もしそんなことだったなら、なんてスクエアでつまらないやつなんだ!と、面接が取り消されていたのでは、ともすら思います。

 

仕事で窮地に立たされている時でも、ユーモアを忘れないでいられるか。
それは、自分の人間性を試されているようなもの。
まるまる使えなくても、アレンジして自分の糧にできたらきっと豊かな会話になる。

 


映画には、そんなヒントが溢れている。ぜひ、お気に入り言葉のコレクション、増やしていきましょ。