TALK, TOKYO GIRL

【口下手だからこそ気づく、会話の小ワザ、話し方テク。】会話上手になりたい!教養と話術に長けた女子を目指して、この東京をしたたかに生きる。働くアラサー女子、日々奮闘!の実録。

自信は過剰すぎるくらいが、いい。

ネガティブよりはポジティブすぎるほうがいい。なぜなら、理由のないポジティブでも、人を笑わせハッピーにすることができるから。

 

そう。巷で言う「ハッピー野郎」「ハッピーバカ」という言葉をふと思い出して、はて、どういうひとのことを指すのだろう、と考えていたのだけど、いたいた!はたと一人思いついた。担当してくれている美容師さんが、まさにこのタイプなのだ。まさにゆるくリラックスしている雰囲気が魅力の美容師さんなのだが、彼とはどんな話をしていても笑ってしまう。

 

ついこないだも、もはや使用するのが当たり前になった恋愛の出会い系アプリや、彼女の話になった時の切り返しが、秀逸だった。

 

「いやあ、何回やっても、マッチングしまくりなんですよー」

(たしかに複数の異性と重複してマッチングすることはあれども、この表現が過剰で笑いを誘う、笑)

 

「彼女に振られても30分で立ち直りますね。(どうやって?➡︎)30分後に違う女の子にラインします。ストックガールが100人います」

(そもそもメンタル強すぎだし、サブ女子でそんないるなんてありえないけどつい想像しちゃう)

 

「アプリも試してみてますね。イケメンがアプリをやったらどうなるか、という「やってみた」感覚で」

(そもそも自分のことをイケメンというツワモノがなかなかいないw)

 

本人が本当にスキルも高くかつちゃんとイケメンのため、リアルとフィクションのギリギリの間を「いや、これは半分嘘だけど半分ほんとなんじゃないか・・」と想像させる楽しさを持っているのがお見事。

 

ついつい笑ってツッコミしながらそんな話を聞いていて、結局楽しませてもらっている自分がいる。あ、「俺なんて・・・」と皮肉になっているメンズと話すより、ずっといいじゃないか!と思ったんです。

 

「自信過剰で、しょうがないなあ(笑)」と思わせつつ、その根底には自身のベースとなる自信(彼も、息を吸うようにめちゃくちゃ努力しているひと)もあり、相手のことを楽しませる気持ちもあり、そんな人から生まれる自信過剰トークは、もはや人を幸せにするレベル。

 

自分の本当の状況はどうであれ、いつでも人を笑わせ、楽しませるハッピー野郎でいたいなあと思うのでした。「自分は世界一の美女でモテモテである!」と、自分に擦り込ませたらできるのかしら。コツ、知りたいなあ(笑)。