TALK, TOKYO GIRL

【口下手だからこそ気づく、会話の小ワザ、話し方テク。】会話上手になりたい!教養と話術に長けた女子を目指して、この東京をしたたかに生きる。働くアラサー女子、日々奮闘!の実録。

突っ込み場所を提供するのは、もはやサービスである。

先日、ネットラジオを聞いていて、はっとすることがあった。

 

ネットラジオ。ニュースや時事のトピックを声で紹介したり、回のテーマについて深掘りする。自分の好きな時間に聞けて、 CMが限りなく少なく、とても気に入っている。

 

そんな中で、ある日、MCさんがひとつわからない単語があったそうで、google先生に聞いてみた、という。そしてまさかの、その結果が間違っていたのである。(その時はそのまま「たぶん○○ですかねー、」と、良い感じのゆるさで終わっていた)

 

すると、その回の終わった後。いつもよりもリスナーからのコメントが多いという。確かに、私も気になってコメントしてしまった!!笑 「いやいや、それ違うでしょ!これだよ!」と、なんか言いたくなってしまったのである。そして普段ならやったことがないコメント欄にまで書きこむというアクションすら起こった。

 

これはどういうことかなと考えてみると、やっぱり人は「突っ込みたがり」だし、「かまいたがり」なのかもしれない、ということ。「完璧に正しくて極めてロジカルなひと」よりも、「どこか抜けていてここは自分がフォローしなきゃ!」と思うほうがアクションするし、なんか何よりかまいたくなったり愛しちゃったりする。

 

困ったことは人に聞いたら、きっと誰かが助けてくれるかもしれないし、仕事でも自分ができないところを正直に言ったほうが、すぐフォローに入ってくれたりする。人は凹凸があればあるほど相手とつながることができるし、だからこそそんな凹凸を話題にしつつ、みんなに愛し愛されな仕組みをつくっていこうとするもんだよね。

 

ついつい自分の恥ずかしいところやダメなところは見せたくなくなってしまうけど、それはかえって人との接点を失っているということに、私は遅ればせながら、ようやく気づきました。
そう、突っ込みどころを見せるのは勇気、でも相手に対しては愛する余白をつくっていること。愛されるには、相手に対してどれだけ「心のパンツを脱げるか」(言い方古い?笑)がまさに鍵になるのだと思います。

自分の突っ込まれ場所は、自分で愛してあげましょ。

 


そんな自分は最近も基本日々ぬけぬけなので、「あ、忘れてた!(がーん)」なことはしょっちゅう起こるし、言い間違いは多いし、声は通らないから聞き返されるし、と、自分で見てよく落ち込みもするんですが、毎日そのおかげでよく笑ってもらいもしているので、むしろ役得だ!とポジティブへ変換しようとしています。

(でもやっぱりスマートな人には憧れる・・・)