TALK, TOKYO GIRL

【口下手だからこそ気づく、会話の小ワザ、話し方テク。】会話上手になりたい!教養と話術に長けた女子を目指して、この東京をしたたかに生きる。働くアラサー女子、日々奮闘!の実録。

ほんとうに面白いことは、google先生は教えてくれない。

最近、しばしば肝に銘じなければ、ということがあって。

人を驚かせたり、なるほど!と膝を打ったり、楽しませたりする話のネタやヒントは、検索では探せなくて、生の会話の中にあるから、もっとアンテナを張らなければ!と感じている。


どうしてもわたしたちは何か困ったことがあると、検索エンジンにすぐ打って探したり、ハッシュタグをつけて検索する癖がどうにも、ここ数年加速しているように感じている(例に漏れずもちろん私も)。
それでも、なんだか心の底からつまらないなあ、と最近思ってきた。

 

人を感心させるのは、それはそういう角度で見るのか!と視点にはっとさせられることだったりするし、
人を楽しませるのは、それをそれになぞらえて表現しちゃうの!?という意外性やクリエイティビティある比喩や例えだったりするし、
人を驚かせるのは、ガイドブックや検索の1位〜10位には決して入ってこないような「裏ネタ」だったりする。

 

たとえば行ったことあることや出会った人、それらを観光ガイドやインタビュー記事で「知ったふう」に語ったって、ちっとも面白くない。もちろん、その大前提として基本知識は知っている、ということにはなってくるけども。
そのひとや物事のまさに「生」が感じられるシーンや言葉とか、キラキラなメディアには出てこないような泥臭い一面とか、きっと人間はそんな「凹凸」に惹かれるんだと思っている。

 


基本の教養は本や新聞やマスメディアでもちろん、抑える。そしてそこからは、自分の感性をフルにつかって、会話や時間を楽しむためのエッセンスを日々吸収していくこと。それはきっと、毎日を丁寧に味わうことにつながっている、のかもしれない。