盛り上がる場に欠かせない「中心人物」を観察してみた。
私の友人で、この人がいると必ず場が盛り上がる!というキーパーソンが、各コミュニティに1、2人いる。
だいたいそういう人は共通していて、男女ともに声が大きくて、自信に満ち溢れていて、その場にいる全体に目配りをしていて、総じて華やかだ。その人がその場にいるだけでぱっと周りが明るくなり、なんだか「いい場」になるのである。
(基本わたしはベースが口下手なのでこういう人はいつも羨望の眼差しだ。書いていて改めていいなあ)
私の学生時代のクラスメートにも、そういう人がいる。
そんな人の傾向を、因数分解してみた・・・!
□よく笑う
基本笑いの沸点は低め。なんとなく静かな場でも、笑い声が響くと「なんとなく楽しそうな場」になる。
みんなと作る場は、この「楽しそうな感」(感、くらいでいい)大事。
□突っ込みどころに敏感である
冷静になってみると変なこと、つい出た言い間違い、そして場を和ませるあえての「ボケ」を絶対にスルーしない。
みんなを盛り上げようと勇気を持ってボケた際の、スルーダメージは計り知れません。。
(このあたりのボケ&ツッコミ論はあらためて書きたいところです)
□いじれる対象を知っている
目立つリーダー格の人が数人いるなら、だいたいその傍らに1、2人、いじられることが快感な人がいるもの。
そういうのができる人は、年上でもぱっと見コワモテな人にも臆せず「○○に似てますよね」とか「変ですよ」とか、ざくっと切り込んでいく。
総じて、タイミング&内容さえミスらなければ、そういうのって結構喜ばれるものなんだよなー。
□そこにいる場の人へ”パーソナルな情報”の振りができる
「先月の○○の旅行どうだった?」
「結局悩んでた○○、買ったんですか?」
など、その人が答えやすい、かつちゃんと前情報を記憶して盛り上げる。まわりの人も、「あ、そうそう!そんなこと、その人言ってた~!(忘れてたけど)」くらいの温度感のものだけど、これができるかできないかで盛り上がり度は全然違う気がする。
やっぱり相手のことを覚えている、って、それだけで愛です。
以前、「ハーバード宴会術」という本も近しい内容があったようなきがするんだけど、名幹事は、飲み会という場(ステージ)で、全員を参加者にする。巻き込む。そして参加者のパンツを脱がせる!・・・と、対面のコミュニケーションを通じて深まる縁は、やっぱりネットにはできないなあ。と思う。(から、最終的にはリアルの場の会話を楽しむために、このブログを書いている)
頭の中にいろんなこういうことができる話の中心の人を浮かべてみたけど、総じて極めて愛されキャラで、その場のコミュニティに必要不可欠な人だったりするんですよね。
その多くは天性の人たらし、なのかもしれません。
それでも、そんな人たちの「傾向」を因数分解しつつ、どれならできるのか、何を心がければいいのかはきっとできること。そのうちの1個から、そして次の会話から、いつもチャレンジしてみたいな、と密かに思っているのでした。